藤花園の盆栽日記

盆栽の作り方、手入れを綴るブログ

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懸崖黒松(苗)の芽切り

樹形維持のための手入れ

懸崖樹形の黒松は、ほぐれた枝と短くまとまった葉が見どころの一つです。

黒松の夏場の手入れの一つに「芽切り」の作業があります。懸崖樹形の場合は葉が間延びすると鑑賞価値に影響しますので、この作業は大切ですね。

 

今回は、黒松の芽切りを含めた夏場の作業について解説していきます。

 

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針金を外す前

 

まず針金を外す

芽切りの前に、まずは針金を外します。

このタイミングで外すと、新たに出てくる新芽の角度に違和感がなくなります。

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針金を外した状態

針金を外すと、幹や枝が多少動きます(上の画像参照)。新芽は必ず重力に逆らって上に伸びてきますので、芽切りの後、時間をおいて針金を外すとあらぬ方向に伸びてしまうものも出てきます。いけません。

 

幹や枝が動いた状態から新芽が伸びれば見た目にも美しく鑑賞時期を迎えることができるというわけです。

 

若い黒松の針金掛け期間は?

成長期の黒松の針金掛をする期間は、6か月です。これより長いと幹に食い込んでしまいますし、短いと矯正不足となります。

写真の苗はすべて6か月前に針金を掛けたものですが、すでに針金が食い込み始めています。

 

幹を早く太らせるために針金をずっと掛けっぱなしにして(食い込んでも外さない)、仕立てる方法を行う手法もあるようですがおすすめしません。

なぜかというと、将来「ジン」や「シャリ」を作る時に針金が露出してしまうからです。何より樹が痛そうですし・・・(笑)

 

芽切り

芽切りの具体的な方法は過去の記事で解説していますのでご参照ください。

 

www.bonsailife.tokyo

 小品懸崖樹黒松の芽切りは、8月上旬~中旬頃と遅めの時期に行うことをお勧めします。

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芽切り直後の苗

 

芽切り後の管理は

芽切り後は通常の管理にプラスして、肥培を行います。

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さっぱりした黒松

9月に入ると暑さも落ち着いてきますので、完熟油粕を置きます。7.5㎝のビニールポットの場合、小指の先ほどの肥料一粒か二粒が適量です。

芽切りから1月程で元気な新芽が出てきます。

 

以上、懸崖黒松苗の夏の管理でした。

 

まとめ

懸崖黒松の夏場の管理は、

  • 針金を外す
  • 芽切りを行う

でした。

 

今回の記事は以上になります。

 

このブログは「手軽でミニマルに盆栽を楽しむ生活」をコンセプトにお送りしています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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