藤花園の盆栽日記

盆栽の作り方、手入れを綴るブログ

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夏の大切な作業、松の「芽切り」

松の芽切りとは?

一年中青葉を湛える松ですが、主な鑑賞時期の一つとしては晩秋から年明けがあげられます。正月盆栽は鑑賞シーズンの代表的な時期ですね。

この時期に見応えのある葉を揃えるため、夏場に新芽を切る作業を行います。これが芽切りです。

 

※芽切りを含む一連の作業は「短葉法」とも呼ばれています。

 

「せっかく生えた葉をなんで切っちゃうの?」と思われる方も多いと思いますが、この作業を行わずに放任してしまうと葉は間延びし、観賞に耐えない姿となってしまいます。

樹が弱っているなど特段の事情がない限り芽切りは行うことをお勧めします。

 

今回は、クロマツの芽切りの方法と、樹の大きさ別に最適な時期を解説していきます。

 

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黒松盆栽

 

芽切りの時期は?(大きさごと)

芽切りの最適時期は以下の通り。(関東~東海~関西など太平洋沿岸地域の場合)

 

  • 大物盆栽(樹高50cm以上)→7月初旬から中旬ごろ
  • 中品盆栽(樹高20~50cm)→7月中旬から下旬ごろ
  • ミニ、小品盆栽(樹高20cm以内)→7月下旬から8月上旬ごろ

 

樹の大きさにより時期が異なるのは、その後の葉の伸びを調整するためです。

 

芽切りの後、一か月ほど経つと新芽が展開します。芽切りの時期を調整することにより、大きな盆栽はある程度新芽を伸ばし、小さな盆栽は短めに抑えることができます。

 

芽切りの方法は?

小品盆栽を例に具体的な芽切りの方法を解説します。

 

手順はとても簡単で、今年の春に伸びた新芽を根元から切る。これだけです。

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新芽

写真のほぼ中央(葉の生えていない部分)を境に、

下が「昨年葉」

上が「今年葉」

です。

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切る位置

今年葉の部分を根元から切ります。

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切る位置

昨年葉を残し、今年葉を切る。

この作業の繰り返しです。

 

芽切りの後の管理は…

芽切りの後、秋口頃から昨年葉の根元から再び新芽が展開してきます。

 

この後、「芽摘み」「古葉落とし」と二段階の作業が必要です。続きはそれぞれシーズンを迎えるころに改めて解説します。

 

まとめ

松の芽切りのポイントは。

  • 夏場に行う
  • 樹の大きさにより時期を調整する
  • 新芽を根元から切る

でした。

 

今回の記事は以上になります。

 

このブログは「手軽でミニマルに盆栽を楽しむ生活」をコンセプトにお送りしています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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